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遠野(とおの)  (岩手県)  2009.11
        Photo by
 K . Umezu


遠野物語の遠野です。
バスと歩きしかなく、寒くて寒くて…。

途中で食べた「ひっつみ」。 凍えた体に、暖かくてコクがあって美味しかったー!
(すいとんに似た汁物。鳥ダシがものすごく濃くて温まりました)

                                      (使用機材:Nikon D700/SIGMA24-70mm F2.8)

                                                       (再編集:2015年7月)


 遠野駅からスタートです。(来るはずのバスがいつまで経っても来ない…。よく見たら
 休日「運行」のバス。この日は平日。半端じゃなく寒い中、歩きました…)



 「カッパ」です。遠野は、カッパの町でもあります。



 じっと見て下さい。 岩にたくさんの顔が浮かんできます。



 分かりましたか?



 「五百羅漢」と言います。 飢饉で亡くなった人たちを慰めるため彫られたそうです。



 ひとつひとつ違う顔です。 どんな思いを込めて彫ったのか…



 ふもとから山肌に、何百メートルも続いています。ちょっと厳粛な気持ちになります。



 こういう将来への遺産が、いつまでも静かに残されることを願います。



 五百羅漢の帰り道に「卯子酉(うじどり)」という小さな社がありました。



 左手だけで結ぶことができると、縁結びの願いが叶うそうです。



 常堅寺  カッパ淵の入口にあるお寺。 火事になった時にカッパが火を消し止めてくれたといういい伝えがあります。



 カッパ淵です。最後に目撃されたのが… 聞き漏らしました。



 見た目には分かりませんが、とても水量が多く怖いぐらいです。それがとうとうと、音もなく流れていきます。



 圧倒的重量感のある水が音もなく流れていく。 写真では表現できません…



 「河童渕 秋色秋声 流しをり」  調べましたが、どうしても意味が分かりません。 「流しをり」とは?…



 かわいい親子河童です。 お乳が出るようにと願をかけるそうです。



 カッパ淵に近い遠野伝承園です。  これは「曲り家」です。 母屋と馬屋が一体となっています。



 母屋の中では柿をむいて、干し柿づくりをしていました。



 一俵=約60kg。 この歳では、ぎっくり腰か… 



 昔々親の実家(山形)で見たような風景です。 もう残っていない貴重な思い出です。



 御蚕神堂(おしらどう)  「おしらさま」は、蚕、農業、馬、お知らせの神さまと言われており、ここには約1000体が展示されています。



 こんな風景、忘れていますよね。とても心が温まります。



 これぞ燻製。 スモーカーやチップを使わない原点。 



 これが「ひっつみ」です。 とにかくコクがあって、あったまって…  (早く食べたくてピントも合ってない…)
 ひっつみとは「引っ摘む」から転じた方言で、小麦の生地を手でちぎって(ひっつまんで)は鍋に入れることからきています。 











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