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島原・諫早(いさはや)湾
             
(長崎県)  2011.01

        Photo by
 K . Umezu


島原は水の都と呼ばれている町。
雲仙山系を基にする湧水が、あちこちから湧出しており、「島原湧水群」として日本名水百選に選ばれている。
また、町内を流れる水路(湧水)には錦鯉が放されており、別名「鯉の泳ぐまち」とも言われている。

諫早湾は、どんな実態なのか、ぜひとも自分の目で見たかった。
ひとつだけはっきり言えることは、ムツゴロウを始めとする豊かな生態系はもう見ることができない、ということ。

                                     (使用機材:Nikon D700/SIGMA24-70mm F2.8
                                                    SIGMA70-200mm F2.8
                                                      Nikon 14-24mm F2.8)

                                                       ※編集
:2015年6月


町中をめぐっている水路。 ごく自然に町の一部として存在している。 (奥の方に鯉が泳いでいる)



昔の町を思い起こすような風景に、ごく普通に錦鯉が見られる。



町の人はこれが自然な状態。 とてものどかだ。



島原市役所から延びる商店街。 地方都市の商店街で活況をていしているところは少ない。



時間帯にもよるだろうが、歩いている人がいない。 閉まったシャッターが、少しもの悲しい。



海沿いを走っていると、海のすぐ目の前に駅があったので、Uターンして寄ってみました。 大三東(おおみさき)という無人駅です。



目の前に海苔の養殖場が広がっています。 潮が引いているので、野鳥が餌を捕りに来ています。 ※白黒の鳥は、珍しい「ツクシガモ」



待合室はベンチ2つ。 向かいのホームへは、踏切もない線路に上を歩いて行きます。



諫早行きの電車がきました。 急行ですが、ワンマンカーで1両編成です。



「このおっさん、こんな所で何してるんだ?」という目。  車輌には「おどみゃ島鉄」という子守娘のイラスト。 (おどみゃ=私、島原の子守歌から引用)



諫早湾干拓堤防道路  自分が立っている側が外海。



この道路(堤防)が諫早湾を締め切った。   外海には、海苔の養殖場が見られる。



干潮時なので、貝の採取に出かける漁業者。



堤防道路の途中に、パーキングエリアが設置されている。 その他は一切駐車(停車)禁止。 陸橋で反対側の堤防までは行けるようになっている。
来た道を向いており、見えている山は普賢岳。 堤防の右側は調整池、左側は自然の海。  



陸橋の端から外海側を望む。



遠くで大きな鳥がダイブしたと思ったら、ミサゴでした。 



ゲットした魚をしっかりとつかんで、岸に向かって飛んでいきました。



陸橋から反対側(佐賀県側)を望む。 パーキングがある方が調整池です。



多良岳山系が見えています。



調整池は海ではありません。 私には濁った大きい沼にしか見えませんでした。 たくさんいたムツゴロウが見られないと思うと悲しい。
司法も開門する・しない、両方の判断が出て混迷しているが、豊かな自然がなくなったことだけは間違いない。 本当におろかなことだ。












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