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霊巌洞(れいがんどう)・五百羅漢
               
    (熊本県)  2012.02

        Photo by
 K . Umezu


霊厳洞は、熊本市内の西方、島原湾に面した金峰山にあり、宮本武蔵が五輪書を記したとされる洞窟です。
手前の雲巌禅寺からの道のりには、幾体とも知れぬ羅漢(五百羅漢)が安置されており、一歩進むごとに気持ちが自然と引き締まる感じを受けました。
(この印象は、遠野の五百羅漢と通ずるものがあります)

                                     (使用機材:Nikon D700/Nikon 24-70mm F2.8)

                                                    (編集&up
:2015年9月)


細道を歩いて行くと、突然広がる風景。 一瞬、何なのか分からず、墓地に迷い込んだと思いました。



足を進めて行くと、目の前に現れた羅漢様はそれこそ首の皮一枚でつながった状態。 これにはさすがに驚きました。 



山の斜面一面に、羅漢が鎮座しています。



首のない者も多数います。



ひょうきんに問いかけてくる者…



何だか痛みをこらえているように見える者、様々です。  (それは様々な想いが形になったもの…)



ここが霊厳洞です。



境内にはなぜか巨岩が…  (解説があったか記憶にないです。調べたけど分かりませんでした…)



この右奥に「岩戸観音」が安置されています。 こちらから見た巨岩は、まるで「骸骨」…



いったいどれぐらいの人が、どれぐらいの時間をかけて作り上げてきたのだろう。 そして、どのくらいの時間が過ぎてきたのだろう…



ほとんど山(斜面)と一体化しているように見えます。 風雨にさらされ、首が欠け… 












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