大雲取(おおぐもとり)越(熊野古道)
               
(和歌山県)  2013.01

        Photo by
 K . Umezu


熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に通じる参詣道の総称。
大きく分けて伊勢神宮からの「伊勢路」、高野山からの「小辺路」、大阪方面からの「紀伊路」があります。

この大雲取は熊野川小口から熊野那智大社に至る道で、とても厳しい山越えのルートになっています。
入口から30分ほどの所にある円座石(わろうだいし)まで往復してきました。

                                             (使用機材:Nikon D800/Nikon 24-70mm F2.8)
                                                            (編集&up
:2015年10月)


専用の駐車場はありませんが、すぐ近くの廃校の校庭に駐車できます。



大雲取越の入口です。



大雲取越は、苔むした石畳が特徴です。



途中に小さなお地蔵さんがありました。



あまり通る人がないのか、道は少し荒れています。



前にも見たことありますが、突然墓標が現れたようで、びっくりします。



とても大きな一枚岩がありました。 



この苔の感じがとてもいいです! あまり人が来ないからこそ保たれている光景です。



ここもいい雰囲気です。 (台風の影響で少し荒れています)



円座石(わろうだいし)です。 「わろうだ」とは円形の座布団のこと。大石の上に熊野の神々が座って談笑したり、お茶を飲んだといういわれがあります。



石には梵字三字が彫られており、それぞれ阿弥陀仏・薬師仏・観音仏をさしています。



出発地に戻る途中で見た堰堤  台風の影響で折れた木が山のように重なっています。



出発地の廃校が見えてきました。 そろそろ日暮れです。 












 WOODY PLANNING (ウッディープランニング)
http://www.woodyplanning.com / info@woodyplanning.com
Copyright 2006- WOODY PLANNING , All right reserved.