中城城址

中城城跡　　　　　　　　　　　　　　　　（沖縄県）　 2012.03

　　　　　　Photo by　K . Umezu

中城村と北中城村にまたがる丘の上にある中城城跡（なかぐすくしろあと）にやってきました。
　ここは世界遺産のひとつ（琉球王国のグスクおよび関連遺産群）として登録されています。
城壁しか残っていませんが、その技術と美しさは特筆ものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（使用機材：Nikon D700／Nikon24-70mm F2.8）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※編集：2015年6月

山上に曲線を帯びた石組みが現れます。

三の郭城壁　　後から増築されて部分で、新城ともいわれている。　石積みは、亀甲乱積みといわれる最も進んだ技法。

北の郭　　井戸を取り囲むように作られたものです。　　石畳の風合いが歴史を感じさせます。

二の郭城壁　　石積みは、布積みいわれる技法。　曲線が美しい。

北の郭を下りたあたりから、北方面を望む。　　城郭から北中城村が遠望できる。

一の郭の城壁。　　ここも布積みといわれる技法。　この先に正殿があった。　（訪問時は発掘作業中で、ブルーシートだらけだつたので撮らず…）

一の郭の城門。　

西の郭から不思議な建物が見えたので行ってみました。　※調べたら1970年代に完成予定だった「中城高原ホテル」が、未完成のまま廃墟になったもの

現代の廃墟と過去の遺跡。　　ふと、「兵（つわもの）どもが夢の跡」という言葉が浮かびました。