川倉賽の河原地蔵尊
                        (青森県)  2012.07

        Photo by
 K . Umezu


今まで訪れたディープな場所でも、トップクラスなのがこの川倉賽の河原地蔵尊。
(私の言う「ディープ]とは、霊的なものや心霊現象などではなく、人の思いが非常に強く込められている場所や物のことです)
何十年にもわたり亡くなった方の思い出を納め続け、それがひとつの形として残され続けていることに、深く感動しました。

                                               (使用機材:Nikon D800/Nikon 24-70mm F2.8)

                                                               (編集&up:2015年9月)


地蔵堂です。 私のような者以外は、地元の方しか訪れない(お参りに来ない)場所です。 この日は何か行事があるようでした。



お参りして、撮らせてくださいと声をかけながらシャッターを切ります。



集会場ぐらいの広さの中に、所狭しと人形や地蔵、形見の服などが納められています。



思い思いに工夫をしたお地蔵さんが並びます。 



一つ一つの表情には、思いが込められているのだと思います。



仲良く並んでいるお地蔵さんも多いです。 



電球の色がかぶって分かりにくいですが、色合いがとても豊かで鮮やかです。。



一体何体あるのだろうか。 納めた方も亡くなっている方も多いだろうし…  代々の子孫が各々の思い出を納めていくとしたら、すごいことだ。 



地蔵堂から下っていく道にも、お地蔵さんが並んでいました。 恐山と同じように風車も供えられていました。



坂道の途中の小屋にも祀られたお地蔵さんが。



時折「お召替え」をしてもらうのでしょうね。 すたれてほしくない習わしです。












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