岩谷(いわや)観音磨崖仏群(まがいぶつぐん)
          
        (福島県)  2013.03

        Photo by
 K . Umezu


福島駅から北に1kmほど行くと信夫山があります。 その東端の岩壁にある磨崖仏群が岩谷観音です。
三十三観音、地蔵尊、不動尊など60余が刻まれていて、江戸中期頃から彫られていたと言われています。
とても見応えのある作品群なのですが、全体的に風化が進んでいて一部は崩れ始めています。
※小さい画像は、「今月の写真」で過去に紹介したものから転用しています。

                                         (使用機材:Nikon D800/Nikon24-70mm F2.8)

                                                         (編集
&up:2015年10月)


磨崖仏(まがいぶつ)とは、岩壁や露出岩に彫刻された石仏。 全国各地に残されていて、私の好きなディープなもののひとつです。



風化が進んで顔の見分けがつかないものもありますが、一面の石仏群は圧巻です。






「山後國」と彫られているようですが、そういう地方はない? 



       だんだん顔の見分けがつかなくなってきています。



表面がもろくなっているので、奥には入れません。 それでも多くの石仏が間近に見られます。



文字が彫られているものも多いのですが、意味がはっきりしません…












      大変立派な先人の遺物だと思います。 このまま崩れさせてしまうのは、とても大きな損失だと思います。何とか方法はないものか…












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