エア・フェスタ浜松(浜松基地航空祭)
            
       (静岡県) 2014.09

        Photo by
 K . Umezu


航空自衛隊浜松基地の航空祭(エア・フェスタ浜松)は、毎年1回秋に開催されます。 展示(機動)飛行は午前中で、午後の飛行は
ブルーインパルスの曲芸飛行のみとなります。 どこの航空祭もそうですが浜松基地も大変な人出です。 特に帰りの道路渋滞は半端じゃなく、
バス利用の場合は最後まで見ていると何便も乗れなくなる上、駅までとても時間がかかります…

                          (使用機材:Nikon D800/Nikon 24-70mm F2.8、Nikon 300mm F2.8)
                                                      (編集&up:2015年12月)



ブルーインパルス(T−4)  航空祭会場はエアーパークとは反対側です。 滑走路に出るとブルーインパルスの機体がお出迎えしてくれます。



T−4  格納庫前に展示されていた60th Anniversaryのデカール機体。  (ちなみにT−4は、練習機です)
展示されたT−4に搭乗しているパイロット。ゴーグルを上げて皆からの撮影の要望に笑顔で応えてくれていた。
ゴーグルを下すとこんな感じになります。 (別のパイロットです)



陸上自衛隊のAH−64Dが特別参加? 胴体下にある機関砲は口径30mm。射撃手(前席)のヘッドセットに連動して射撃します。
右端の蜂の巣みたいのは70mmロケットランチャー(両翼に装備)。 戦闘ヘリって怖い…



こちらも特別参加?の陸上自衛隊OH−1(ニンジャ)偵察活動ヘリ。 機動が半端じゃないです。
翼下のポッドには2連装の空対空ミサイルの装備が可能。



オープニングセレモニーはT−4の4機編隊。



続いてT−7(プロペラの初等練習機)の3機編隊が密集隊形で飛んで来ました。 



KC−767空中給油・輸送機  ブームを下してくれました。世界初の遠隔視認装置を採用。5台のカメラを使って給油操作をします。



C−130 愛称はハーキュリーズ。 格納庫の扉を開けて飛んでくれました。 



AH−64Dが機動飛行のため滑走路に出てきました。 
離陸します。



こちらはOH−1です。(離陸シーンが撮れなかった…)  急降下・急上昇とヘリとは思えないような飛び方を見せてくれました。
急上昇。 垂直か?と思えるぐらいの急角度で上昇します。



AH−64Dも来ました。 前から見る姿は、いかにも戦闘ヘリ…。 13機しか配備されていないらしい貴重な機体です。
こちらの機動も半端じゃないです。 横になって飛んで行きました… 
30mm機関砲(毎分650発)を操作しています。 前席の操作が基本で後席でも操作が可能。(操縦も両方の席で可能)



OH−1とAH−64Dのランデブー飛行。



戦闘機の機動飛行が始まりました。 トップバッターはF−4EJ(改)、通称ファントム。癖が強くて乗りこなすのは相当難しい機体らしい。
いまやレトロな機体になってしまいましたが、個人的には一番好きなデザインです。



続いて倉庫スレスレの高さでF−2が飛んで来ました。(離陸しているのではありません。低空進入して急上昇するところです)
小型の機体で、軽々と急上昇していきます。
アフターバーナーに点火し排気炎がオレンジ色に染まります。 
急激な加速と旋回により盛大なペーパートレイルが発生。



E−767早期警戒管制機です。 着陸復行モードで進入してきました。



車輪を格納し、上昇旋回に移ります。



戦闘機の機動飛行が続く中、富士山隊形の飛行に向けてT−4が離陸準備を始めています。



F−15の登場です。
機体が大きく、エンジンも2基でまさに轟音! 「キューンドドドドドドーン!!」といった雷と爆発音を合わせたような、ものすごい音で飛んできます。
アフターバーナー全開で旋回。 
ペーパートレイルがすごい!
段違いのパワーを感じます。
複数機での機動飛行もありましたが、数が多くなりすぎるので省略!



離陸準備を終えたT−4が密集隊形で次々に離陸していきました。 
そんなに近くていいの?というぐらい接近したままの離陸です。
やってきました大編隊!  多分浜松基地でしかやらない「富士山隊形」です。
T−4 13機による通過飛行で、キレイな富士山の形のまま通り過ぎていきます。 
T−4編隊飛行  1機ずつ離脱していきます。
寸分の狂いもなく、キレイな形態で飛んでいきました。  
T−4が着陸してきました。 展示(機動)飛行はこれで終了です。 お昼を挟んで午後はブルインの登場です。



ブルインの飛行まで、展示物を見て回ります。 これは地対空誘導弾(ミサイル)「ペトリオット」です。 
これも地対空誘導弾だと思いますが、記録漏れで詳細不明…
 同上
対空機関砲VADS  基地防衛の最終迎撃システム。20mmバルカン砲です。
20mm機関砲弾も展示されていました。



滑走路展示の機体です。 こちらはF−2。
コクピット部分。 エアインテークが大きいですね!



F−15  ※しかし機体の周りにいる係員が多すぎ!横とか後ろにまでいることないでしょ! みんな人が写り込みます…



F−4  いかにも昔の戦闘機というデザイン。 でもこれが「らしくて」好きです。
キャノピーのバックミラーの数!



さあいよいよブルーインパルスの出番です。 



離陸しました。 すぐにダイヤモンド隊形になります。  (アクロバットは通常4機〜6機)で行います)
ダイヤモンドを保ったままです。
キレイですよね。
脚は出したまま旋回して、スモークをスタートします。
このまま滑走路の上を通過していきます。
1万機は後方機の視界確保のため、ダイヤモンドの時はスモークを出しません。



「ファン・ブレイク]という隊形。 機体間隔は1m!です。



「チェンジ・オーバー・ターン」  この時点で5機になっています。
美しい…



微妙に期待をずらしながらスモークを出しています。



単独背面飛行
2機での背面飛行
4機での背面飛行  
最初に中の2機が背面になります。
次に両端の機がひねって…
4機すべてが背面になりました。



「レインフォール」
(望遠レンズのため、キレイに広がった形が撮れなかった…)



「チェンジオーバーループ」
 同上



「レターエイト」 同様に望遠レンズのため、広がった形を撮れず… カメラ2台必要ですね…



「スタークロス」  この後☆形を描くのですが、やはり望遠レンズのため撮れません…
 同上












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